参考書をレビューするよ。
皆さんはAfter Effectsに搭載されている標準エフェクトが全部でいくつあるかご存知ですか?
なんと全部で289の標準エフェクトがあるそうです。
それだけ膨大なエフェクトが搭載されていると、どんなエフェクトがあるのか把握したり、使いこなすのは非常に難しいですよね。
でも逆に言えば、それだけ多くのエフェクトを把握する事ができたら自分の映像制作の表現の幅もグッと広がるハズです!!
今回はそんな時に役に立つ本をご紹介致します!!
【この記事を読んで頂きたい方】
After Effectsのエフェクト機能を使いこなしたいと思っている方。
After Effectsに搭載された標準エフェクトにはどんな機能があるのか知りたい方
After Effectsのオススメ参考書を探している方。
オススメ書籍紹介
書籍名 | After Effects標準エフェクト全解[CC対応 改訂第4版] |
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価格 | 4,950円 ※電子書籍 |
著者 | 「石坂 アツシ」氏 |
本のボリューム | 584ページ |
オススメ度 | 4.5 |
本書の魅力…。
それはズバリAfter Effectsの標準エフェクト全てを解説してくれている所1点に尽きます!!
それでは解説致します。
【本書の魅力】標準エフェクトの機能を全て解説。辞書的な使い方が可能。
先程もお伝えしましたが、After Effectsに搭載されている標準エフェクトの数は全部で289あるそうです。
自分がよく使用するエフェクトなんて10あるかないか…。
つまり、全部で3%ほどしかエフェクト機能しか理解できていないって事になります。
学習して全部覚えていく事も可能だと思いますが、相当時間が掛かりそう…。
「After Effectsにはどんなエフェクトがあるんだろう」
そう思い、購入したのが本書でした。
本書にはAfter Effectsの標準エフェクト全289の機能紹介が解説されています。
つまりこの本を読むだけでAfter Effectsにどんなエフェクトがあるのか?知る事ができるのです。
どんな機能があるのか?
この本を読むだけで一通り理解できるよ。
それが本書の最高の魅力です。
最終ページにはINDEXページもありますので辞書的な使い方もできます。
INDEXにはエフェクトの名称と機能別の2種類がありました。
エフェクト名INDEX:エフェクト名からページを探せる。
※グローやフラクタルノイズなどのエフェクト名でページ数を検索できる。
機能別INDEX:機能からページを探せる。
※再生スピードを変化させるや残像をつける等、エフェクトで付け加える事ができる機能からページ数を検索できる。
これで自分の使いたい機能を検索する事ができるんです。
めちゃくちゃ便利じゃないですか!?
是非とも1冊デスクの上に置いておきたいですよね。
そんな本書ですが、短所もございます。
本書の短所
本書の短所、それをズバリ申し上げるとすると…
高い!!
めっちゃ高いです!!
本書の価格は電子書籍で4,950円。紙書籍だと5,500円します。技術書は比較的料金が高く設定されていますが、それでも5,000円を超える書籍はなかなかありません。
さすがに5,000円以上だと気軽に購入できる価格ではありませんよね。
しかも本書、紙書籍が売り切れて中古本の価格が新品価格を上回ったという過去もあります。
なので紙書籍で購入したい方はタイミングが悪かったら、中古に相当高い価格を支払わないといけなくなる可能性もある訳です。
個人的には本書は電子書籍がオススメなのですが、
やっぱり紙が良いという方もいると思いますので、紙書籍で購入を検討されている方は、新品があるうちに購入をされた方がいいのかなと思います。
本書で知ったエフェクト機能を一つ紹介
機能を使えば
手書き風のシェイプを作成する事ができるぞ!!
After Effectsの落書きというエフェクトを使えば簡単に手書き風のシェイプを作成する事ができます。
そもそも自分は本書を見るまでAfter Effectsに「落書き」という機能があるだなんて知りませんでした。
「へぇ〜こんなエフェクトあるんだ…」
そう思えるようなエフェクトと皆さんも出会えると思いますよ!!
感想まとめ
「へぇ〜こんなエフェクトあったんだ」
「今度この機能使ってみよう」
そんなエフェクトと出会えるのが本書の魅力だと思います。全部で289のエフェクト機能を1冊で知る事ができるのは本当に魅力的だと思います。
料金は非常に高くて気軽に購入できる価格ではありませんが、一冊デスクに置いておく価値は十分にあるかと思います。
是非本書が気になった方は下記リンクよりCHECKしてみて下さい。