こんにちは。
今回から【After Effects】の記事も書かせて頂きます。
After Effectsで写真のスライドショー等を作成しようと思ったとき、
写真を等間隔に並べる必要がありますよね?もちろん手作業でもできますが写真の枚数が増えれば増えるほど面倒になります。
実はAfter Effectsならほぼ一瞬で複数のレイヤーを等間隔に並べる事ができるんです。
今回はそのやり方について解説したいと思います。
・After Effectsで複数のレイヤーを一定間隔で均等に配置する方法
均等に配置する方法解説
レイヤーを均等に配置する方法はかなり簡単です。
②「アニメーション」>「キーフレーム補助」>「シーケンスレイヤー」を選択する
③シーケンスレイヤーの表示画面でOKをクリック
④オーバーラップにチェックを付けると…
【レイヤーをカットする】
まずは使いたい素材をタイムラインに挿入します。
そして①レイヤーを使いたい秒数分カットします。
まずは再生インジゲーターをカットしたい秒数のところに持っていきます。
※再生インジゲーターを移動させるにはタイムライン上にある秒数の所に数値を入力すると正確に移動ができます。
![ブログ2](https://movie-edit-learning.com/wp-content/uploads/2020/08/36cee8fb084254efc5ab94ba7d32184e-9-1024x582.jpg)
今回は2秒でカットしたいので200と入力してインジゲーターを移動させました。
![ブログ3](https://movie-edit-learning.com/wp-content/uploads/2020/08/26a2952bc7080d09b9d6ff58f966d823-4-1024x582.jpg)
再生インジゲーターを移動した状態でレイヤーを全選択します。
![ブログ4](https://movie-edit-learning.com/wp-content/uploads/2020/08/6714c0dd2b6a3427572e8891e4dfffa0-5-1024x582.jpg)
全選択した状態でoption+]のショートカットキーでカットします。
![ブログ5](https://movie-edit-learning.com/wp-content/uploads/2020/08/e52ec1e2ed4fa52430db218b4a15a840-4-1024x582.jpg)
これでレイヤーカットの作業は完了です。
【シーケンスレイヤーの項目を表示させる】
次にメニュータブより
②「アニメーション」>「キーフレーム補助」>「シーケンスレイヤー」を選択します。
![ブログ6](https://movie-edit-learning.com/wp-content/uploads/2020/08/307c508690edc19a22a87f4118ed0c85-7-1024x582.jpg)
するとシーケンスレイヤーが表示されました。
![ブログ7](https://movie-edit-learning.com/wp-content/uploads/2020/08/726f0061dd0208191dbe52d10797fa08-9-1024x582.jpg)
こちらの画面の数値を変更していきます。
【OKをクリックする】
あとは③シーケンスレイヤーの表示画面のOKをクリックするだけです。
OKをクリックすると…
![ブログ9](https://movie-edit-learning.com/wp-content/uploads/2020/08/3dee8a6d6762e7275a4dd40f82ce22ad-5-1024x582.jpg)
レイヤーが均等に配置されましたね。
【オーバーラップにチェックを付けると…】
![ブログ11](https://movie-edit-learning.com/wp-content/uploads/2020/08/38a3f1e8eb4aa6d388dd0c7c367b0e3e-4-1024x582.jpg)
ちなみにシーケンスレイヤーのオーバーラップにチェックを付けると
「デュレーション」と「トランジション」という項目を変更できるようになります。
![ブログ12](https://movie-edit-learning.com/wp-content/uploads/2020/08/d914a2e0d9eef0e0bda89df378184705-2.jpg)
この状態で一度OKをクリックしてみましょう。
するとレイヤー同士が重なり合う箇所ができましたね。
![ブログ13](https://movie-edit-learning.com/wp-content/uploads/2020/08/0331d11cdf565ca12359254ff1cd3540-2-1024x565.jpg)
こうする事によってトランジションが適用できるようになります。
先程のシーケンスレイヤーの選択画面を解説すると
![ブログ15](https://movie-edit-learning.com/wp-content/uploads/2020/08/4076480b07d5c0865cbb2f633698b1ee-1.jpg)
レイヤー同士が重なり合う時間を指定する事ができる。
【トランジション】
ディゾルブトランジションを適用する事ができる
覚えておきたい注意点
ここで一つ覚えて頂きたい注意点を一つ解説します。
【レイヤーを等間隔に配置する順番を逆にする】
先程、レイヤーを等間隔に並べましたが
上にあるレイヤーを基準に下のレイヤーが動いておりました。
![ブログ16](https://movie-edit-learning.com/wp-content/uploads/2020/08/48a68fa70e7e309925cdfcbc44c9e83a-1024x574.jpg)
この配置する順番を逆にする方法もあります。
最初にレイヤーを全選択したと思いますが
全選択する際に下のレイヤーから選択してみてください。
![ブログ17](https://movie-edit-learning.com/wp-content/uploads/2020/08/605d1eac3f0e336bdd0ad5668024cf32-1-1024x574.jpg)
その後に同じ手順をしてシーケンスレイヤーをOKすると…
![ブログ20.jpg](https://movie-edit-learning.com/wp-content/uploads/2020/08/7f254aaa2088282a41d8360ec4f18768-1024x574.jpg)
これで順番を逆にできます。
是非ご活用してみてくださいね。
今回のまとめ
・オーバーラップにチェックを付けるとレイヤーを重ねる事が可能。
・選択する順番によって等間隔に配置されるレイヤーの順番が変わる。