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【Premiere Pro】セーフマージン解説。WEB系動画の制作でもセーフマージンを意識した方が良いのか

こんにちは。

今回はPremiere Proの解説をします。

今回お話する内容は

【セーフマージン】についての解説と【セーフマージン】の表示方法についてです。

もしセーフマージンが何かわからない方は是非この記事を読んで頂けたら幸いです。

この記事を読んでわかる事

・セーフマージンとは何か
・セーフマージンの表示方法
それでは見ていきましょう。

セーフマージンとは何か

セーフマージンとは簡単に言うと動画に余白を作る際の目安の線の事を指します。

TVなどでは画面の中央部が引き伸ばされる処理が行われる為、動画の端が欠けてしまう事があります。

そうならない為にも動画の端には予め余白を作っておく必要があります。

そうすると全ての情報がしっかり表示されます。

その目安としてセーフマージンという線を活用して余白を作るという訳です。

実際の画面でどのように表示されるか見ていきましょう。

ブログ1.jpg

プログラムモニター内ではこのように表示されます。

外側の線が>>アクションセーフマージン

内側の線が>>タイトルセーフマージン

テロップを動画に挿入する際にはタイトルセーフマージンの内側に入れ込む必要があると言われています。

ここで一つ疑問です。

セーフマージンはTVモニターに写す事が前提、、

つまりTV動画を制作する際には絶対に意識しないといけませんが

YOU TUBE等のWEB動画を制作する際もセーフマージンを意識する必要があるのでしょうか?

WEB動画でもセーフマージンは意識した方が良い

これはあくまで個人的な意見ですが

WEB動画目的で制作する動画もセーフマージンは意識した方が良いと思います。

何故かと言いますと

テロップがシークバーと被ってしまうからです。

シークバーとは動画下に表示される

ブログ2

これの事ですね。

では実際にシークバーとテロップがどのぐらい被ってしまうのか?

そしてセーフマージンを意識すると被らなくなるのか?

見ていきましょう。

実際の画面を見てどの程度テロップが被るのか見てみる

3つの画像を用意しました。

1つ目の画像はテロップを動画の画面下端に配置した画像。

2つ目の画像はテロップをアクションセーフマージンに配置した画像。

3つ目の画像はテロップをタイトルセーフマージンに配置した画像。

どの画像も実際にYOU TUBEにUPした動画をスクリーンショットした画像になります。

それでは1つ目のテロップを画面下端に配置した画像から見ていきましょう。

画面下端に配置したテロップはこのようにシークバーと被ってしまいます。

次にテロップをアクションセーフマージンと合わせた画像を見ていきましょう。

ブログ4

アクションセーフマージンにテロップを合わせるとシークバーと被らなくなりました。

最後にテロップをタイトルセーフマージンと合わせた画像を見ていきましょう。

ブログ6

タイトルセーフマージンに合わせると大分余裕が生まれました。

このようにマージンを取ればシークバーと被らなくなる事がわかりました。

ただこれはPCの画面幅やブラウザの表示領域。デバイスで異なってきて全てのシチュエーションでこのように表示される訳ではありません。視聴する環境によって結果は変わります。

あくまで参考程度にしていただけると幸いです。

しかし画面端にテロップを配置するとシークバーと被ってしまうシチュエーションがあるという事がわかった為、

シークバーと被るのを防ぎたい方はセーフマージンを活用した方が良さそうですね。

では次はセーフマージンの表示方法を見ていきましょう。

セーフマージンの表示方法

セーフマージンの表示方法は凄く簡単です。

プログラムパネルの右下に+というボタンがあります。

マウスカーソルを合わせると【ボタンエディター】という文字が表示されます。

ブログ7

この+ボタンをクリックして下さい。

するとこような画面が表示されます。

ブログ8

このセーフマージンのアイコンをプログラムパネルにドラッグ&ドロップして下さい。

ジフ2

するとプログラムパネルにセーフマージンのアイコンが追加されます。

あとはクリックでON・OFFの切り替えができます。

ジフ3

いかがでしたか?

是非セーフマージンを活用してみて下さい。

今回のまとめ

・TV等では動画の端が欠けてしまう事がある為余白を作る事が必要
・WEB動画等でもシークバーと被ってしまう為、セーフマージンを活用した方が良い
・セーフマージンはプログラムパネルのボタンエディターから表示させる。
ABOUT ME
ぶいぶろ
30代。WEB系会社員。仕事の部署変更をきっかけに動画編集をやり始める。動画編集の面白さにハマり日々勉強中。